フラメンコ衣装のアトリエから…

全く未知のフィット感に気づいたんだよねぇ…

全く未知のフィット感に気づいたんだよねぇ…

  まだイタリアの通貨がリラだった頃、ローマのスペイン広場の斜め向かいあたりの小さなショーウィンドウにピンクやブルーに黄色の革の手袋が並んでいて、欲しいな〜と思って何度も店の前をうろうろしたわけです。プライスタグは30000イタリア・リラ位だったと思う、だいたい¥3000〜¥4000できれいな色の革の手袋が買えたので、お土産には贈る方ももらう方も最高だった!今では考えられない(t_t)恐る恐る店に入るとショーケースの上に置いてある小さなクッションに肘を乗せろと言われる。私の手を眺めるとおもむろに手袋をかぶせてくる。これが手術用のゴム手のようにピチピチ。裂けちゃうんじゃないかと思うほど。欲しかった水色も、ピンクもちっちゃな私の手に合うサイズは無くて、「少しくらい大きくても良いよぉ〜」とブツブツ独り言のようにつぶやいてみたけど、Sermoneta Glovesのお姉様は許してくれない(t_t)ホントに唯一、サイズが合ったのがこのグリーン!でも大好きな色で,そんなこんなでお気に入りな訳です…あなたは自分の手袋のサイズを知ってますか?そういえばあれ以来まともな手袋を買っていなくてサイズも忘れちゃった。全く未知のフィット感、ヨーロッパのファッションの奥深さを知りました。
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